ログハウス・ウラ話

恐ろしいことⅠ

それは、セトリングです。

もともと、木は収縮する性質を持っていますが、その収縮やログハウスの
壁のように、何段にも重ねることによって起こる木材の繊維の圧縮によって、
壁の高さは、建ててから5~6年くらいの間に大きく変化します。
(壁全体が下がる現象です) 

その変化量は壁高の5~6%ともいわれています。

例えば、高さが3mあれば、5~6年かけて15~18cmも下がる計算
になります。

そして、セトリングが起きると建具に支障が起きたり、建具を破壊するこ
ともあります。

またログ材とログ材の間にすき間が空くという現象が起こります。

そのたびに、コーキングなどのつめものをしたり、ジャッキで上げたりする

大変な作業が必要です。

おそらく、一生涯セトリングとおつき合いするハメになるでしょう。

その解決方法があります。